2023.08.22
絵馬
絵馬は祈願または祈願成就の証として、奉納するものになります。絵馬の形は、板の上部を山形にしたものが大半を占め、これにそれぞれの願い事を書いて奉納します。
日本では古くから神様の乗り物として馬が神聖視され、お祭りや祈願の時には神馬(じんめ)といって生きた馬を神社に奉納する風習がありました。
その代わりに板に馬の絵を描き、奉納するようになったのが絵馬の起源とされています。
絵馬が一般大衆に広まったのは鎌倉時代以降のことです。その頃から、馬の絵の他にご祭神と関わりのある様々な動物(狐や蛇など)も描かれるようになりました。さらに時代が下るにつれ、図柄は多様化していきました。