2023.08.22
書き初め
年が明けて初めて毛筆で書をしたためることを書き初めといいます。
書き初めは古くから日本で行われてきた伝統的な年中行事の一つで、おめでたい言葉をしたため、目標成就や新年をお祝いする意味が込められています。
1月2日に行うのが一般的です。昔は1月2日が仕事始めとされ、この日から習い事を始めると上達するという言い伝えがあります。
平安時代、年始に文書を天皇陛下へ申し上げた「吉書の奏」が起源とされ、江戸時代の頃は、若水(元旦の早朝に初めて汲んだ水)で墨をすり、その年の吉方に向かった詩歌や文書を書く行事として広がっていきました。
浅草神社では毎年1月3日に小学生向けに「書き初め教室」を開催しています。