2023.08.19
上棟祭
「むねあげ」「たてまえ」ともいわれ、柱が立ち、棟木を上げる際に行われるお祭りです。地鎮祭では土地の神さまをお迎えしますが、上棟祭では建物の神さまや工匠(たくみ)の神さまをお迎えします。
それらの神様と氏神様を記した棟札を中央の柱に貼り、上棟幣を立て、魔除けとして弓矢などを飾り、
曳綱(ひきつな)の儀:棟木を棟に曳きあげる
槌打(つちうち)の儀:棟木を棟に打ち固める
三餅銭(さんぺいせん)の儀:お餅や小銭などを撒く
を行うことが多いようです。
ご近所の方々に、小銭やお餅などを振る舞い、直会では建主が工事関係者の日頃の労をねぎらいます。上棟祭は、建主と工事関係者、ご近所の方々との交流の場でもあるのです。