お知らせ

2023.08.22

はにわ

古墳の上や周囲に並べられた主に素焼きの焼き物のことです。はにわは死者の魂を守ったり鎮めたりするものと考えられています。
人の形を象ったもののほか、馬の形をしているものも出土しています。
大昔、貴人が死去するとその墓の周りに生前付き従っていた人々を生き埋めにする殉死の風習がありました。
相撲の神様として有名な野見宿禰が、土で作った人物や馬を生きた人に替えて古墳の周りに並べてはどうかと天皇に進言し、以来、生きた人の代わりにはにわが古墳に供えられるようになりました。
野見宿禰は、古墳に立てるはにわや土器を造って葬礼儀礼を司り、後に土師姓を賜りました。
当社のご祭神である「土師真中知命」はその子孫にあたります。

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